堺発の移動歯科「O-Gai」ザビエル公園で市民向け歯科検診 2月25日

無料検診とデジタル義歯の即時製作デモンストレーションも予定してるわ

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サカイタイムズ

2/16/2026

移動型歯科医療MaaS車両「O-Gai」の外観と診療を行う様子|堺市のニュースならサカイタイムズ
移動型歯科医療MaaS車両「O-Gai」の外観と診療を行う様子|堺市のニュースならサカイタイムズ
歯科アクセスの空白に挑戦

堺市に本拠を置く医療スタートアップ、オーガイホールディングスが開発した歯科医療MaaS車両「O-Gai」を活用した実証実験が、2月7〜8日に岡山県津山市阿波で行われてん。移動型診療と観光体験を組み合わせた取り組みで、歯科医療へのアクセスが難しい地域に対する新しい医療提供モデルの検証が進められたわ。この先行実証を受け、2月25日には堺市内でも企業・市民向けの検診実証が予定されてるんよ。

日本に約800の“医療アクセス空白地帯”

国内には、歯科医療機関が存在していても実際には通院が困難な地域が点在。こうした“無歯科地区”は全国で約800あるとされ、虫歯や歯周病、義歯の不適合が放置されやすい環境にあるんよ。口腔機能の低下は栄養状態の悪化やフレイル、誤嚥性肺炎などのリスクとも関係すると指摘されてるねん。

この課題に対し、オーガイホールディングスが開発したのが、歯科検診、口腔内スキャン、デジタル義歯製作を車内で完結できる移動型医療MaaS車両「O-Gai」。車両内には診療設備と3Dプリンターが搭載され、検査から義歯製作、装着調整までを一連の流れで行える仕組みになってるんよ。

岡山・阿波で行われた先行実証

岡山県津山市阿波で行われた2日間の実証では、移動型歯科検診に加え、宿泊や温泉体験を組み合わせた「噛める旅行」という形が提示。参加者は検診後、口腔内スキャンのデータをもとに3Dプリンターで造形された試適義歯をその日のうちに装着し、咬合調整までを受けたわ。その後、地元食材を使った食事を通じて機能確認が行われたんよ。

親子で参加した体験者は、義歯で津山牛の干し肉を噛み、「久しぶりにこういう食感を味わえた」と話したわ。検診と観光体験を組み合わせることで、医療行為が日常生活の延長として体験される場面が生まれてん。

実証では、地域在住者の義歯成形にも対応し、遠方への通院が難しかった住民への医療提供も行われたわ。終了後には、咀嚼能力の医学的評価、参加者や家族の心理的評価、地域経済との連動といった複数の視点から検証が進められてるんよ。

堺市での企業・市民検診実証へ

こうした先行実証を踏まえ、堺市では企業従業員、自治体職員、一般市民を対象とした検診実証が実施されるわ。堺市、オーガイホールディングス、タマノイ酢の3者が連携し、歯科検診の空白解消を目的とした取り組みの一環として行われるんよ。

検診に加え、3Dプリンターによるデジタル義歯の即時製作デモンストレーションも予定されてるで。移動型医療MaaS車両「O-Gai」は、歯科検診から義歯製作までを現地で完結できる仕組みを備え、災害時にも稼働できる電源設備を持ってるんよ。通院が難しい地域や働く世代への医療提供手段としての活用が進められてるねん。

堺市での実施概要

日時:2026年2月25日(水)
09:30〜11:30 堺市役所(市職員向け検診)
13:00〜16:00 ザビエル公園(タマノイ酢社員・一般市民向け検診)

場所:堺市役所、ザビエル公園

実施内容:
医療MaaS車両「O-Gai」による移動型歯科検診
3Dプリンターを用いた即時デンチャー(義歯)・マウスピース製作デモンストレーション

対象:堺市職員、タマノイ酢従業員、堺市民
費用:無料

当日はザビエル公園で一般向け検診の受付も行われるねん。受診人数には限りがあるで。

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